サムスン電子、5G通信装備公開…."グローバル5G市場先導する"

[サムスン電子、5G通信装備公開…."グローバル5G市場先導する"]



サムスン電子が3.5GHz帯域の5G通信装備の実物を初めて公開した。 サムスン電子は優れた技術力と、徹底した準備をもとに「グローバル5G市場」を先導するという方針だ。

サムスン電子は13日、水原(スウォン)デジタルシティーで国内の5G通信用周波数である3.5GHzと28GHz帯域を支援する装備を公開し、ここに構築した5Gネットワークを活用して様々な未来サービスを披露した。

◆来年3月に商用化予定の3.5GHz帯域の5G通信装備公開

サムスン電子は同日、6月に完成された3GPP国際標準ベースの3.5GHz帯域の5G基地局の実物を公開した。

3.5GHz帯域の5G製品は現在までに発表された国際標準基盤製品の中で一番小さな大きさで、ソフトウェア開発と最適化が完了し次第、量産して移動通信事業者に適時に供給する計画だ。

サムスン電子は3.5GHz帯域だけでなく、既存の移動通信用周波数に使われていた6GHz以下の帯域で多様な移動通信の商用化経験がある。 3.5GHzの場合、すでに日本で4G LTE商用サービスを提供しており、多数の国内外の通信事業者らと5Gテストを行っている。

また、5G超高周波(ミリメートル波)通信、800MHz超広帯域、1024つのアンテナを集積した超小型基地局を開発・量産するなど特定周波数帯域に限らず、多様な5Gの商用製品を準備している。

◆28GHz帯域の5G通信装備・端末・国際標準基盤の低周波5Gの製品公開

サムスン電子は世界で初めて5G技術を活用した固定型超高速インターネット(FWA;Fixed Wireless Access)サービスの通信装備と端末も公開した。 米国の移動体通信事業者のベライゾンに供給した基地局と家庭用端末機(CPE;Customer Premises Equipment)は今年中に商用サービスを開始する予定だ。

サムスン電子は最初の商用サービスを予定して都市であるサクラメントを含めた7都市に通信装備と端末を供給しており、28GHz帯域についた5G無線網設計サービスを提供している。

また、サムスン電子は5月、米スプリントと商用供給契約を締結した国際標準ベースの2.5GHz周波数帯域の5G基地局装備(Massive MIMO)も披露した。 この装備は来年、米国で常用化される予定だ。

サムスン電子は実際に5Gが我々の生活をどう変化させることができるかに関する未来サービスも披露した。

サムスン電子は水原デジタルシティーキャンパスのあちこちに5G通信ネットワークを構築して△大量空間多重化アンテナを活用した「5Gスタジアム」 △超高速大容量コンテンツ配信が可能な「5Gキオスク」 △都市インフラと連携可能な「5Gコネクティビティノード(C-Node;Connectivity Node)」などを試演した。

このほかにもサムスン電子は5G通信速度を活用して多数のタブレットで同時に互いに違うUHD(超高画質)動画をストリーミングしたり、超低遅延通信を活用して専用のコンソールがなくても高性能ゲームをクラウド基盤で楽しむことができるサービスを試演したりもした。

サムスン電子は水原デジタルシティーに構築した「5Gシティ」インフラを活用して次世代通信サービスを研究して通信品質を検証して5G事業モデルの発掘に向けて努力している通信事業者に先制的に提案、共同事業化できるようにする予定だ。
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