現代重工業労使、来週に海洋事業部の人材議論の本格化

[現代重工業労使、来週に海洋事業部の人材議論の本格化]



現代(ヒョンデ)重工業の海洋事業本部が今月中に仕事を全部消尽して稼動中断に突入する予定の中、遊休人材の再配置と関連し労使間の協議が来週、本格化される予定だ。

14日、全国金属労働組合の現代重工業支部(現代重工業労組)によると、労使は16日午後2時から海洋事業部の稼動停止などと関連して雇用の維持のための協議を進める予定だ。

労使はこれに先立つ10日、第17回団体交渉を懸案問題の解決に向けた実務交渉に転換したことがある。 海洋事業本部の一時稼動の中断による遊休人材の問題を解決するため、積極的な議論に乗り出したのだ。 労組は12日の交渉で休暇前の総力交渉に向けて来週から本交渉を毎日進めるという意見を会社に提示した。

現代重工業の海洋事業部は今月、ナスルプラントを引き渡せば、仕事が完全になくなる。 これは現代重工業の海洋事業部の創設以来、35年ぶりに初めてのことだ。 現代重工業は2014年、アラブ首長国連邦(UAE)のナスルプロジェクトを受注した以後、一件の海洋プラントも受注できなかった。

現代重工業は先立って、海洋ヤードの稼動停止計画を発表し、組織の統廃合と役員の削減などの人事を断行したことがある。 しかし、稼動中断が目前に迫っているにも関わらずまだ遊休人材の問題をどう解決していくのかは決められない状態だ。 現代重工業の海洋事業部は正規職2600人余りと協力会社の職員3000人余りで計5600人余りの職員たちが働いている。

来週から遊休人材の処理策などに対する労使間の協議が本格化される予定だが、議論が簡単ではないものとみられる。 最近、労組がストを断行し、労使間の対立がピークに達した状況だからだ。

現代重工業労組は13日、7時間部分ストを行って、ソウルの現代ビルの前で集会を開催した。 以降、現代・起亜車の社屋で開かれた金属労組の集会にも合流した。 労組は遊休人材の問題解決などについて交渉とストを並行する方針だ。 労組は19日午後2時から24日午後5時まで追加的なストも予告した。

これに対して会社側も不満が多い。 使用者側の関係者は"重大な岐路に立った会社を破綻寸前に追い込む考えでないなら、労組は今でもストを解除し、懸案の解決に集中しなければならない"と指摘した。

最も大きな問題は海洋事業部の稼動停止が長期化する可能性が高いという点だ。 現代重工業の海洋事業部の稼動中止事態が発生した根本的原因は原価競争力で遅れ、受注競争力を喪失したのだが、これを乗り越えることが難しそうだ。 すぐに遊休人材を造船事業部などに再配置して循環休職などを通じて雇用を維持しても結局、海洋プラントの仕事がなければ、人材の構造調整は避けられない。

最も最近の海洋プラントの入札だったローズバンクプロジェクトで現代重工業は一部の原価損失を甘受した金額を提示したが、結局、最終候補群から落ちた。 最終候補にはシンガポールのセムコプマリンと大宇造船海洋が選定された。

一部では仕事の空白を埋めるため、損失を甘受した赤字受注でもしなければならないという意見が出ているが、いわゆる2014年「海洋プラント事態」を経験した現代重工業がこれを選択することは難しいというのが業界の見方だ。
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