チェ・シンウォンSKネットワークス会長、今年だけで6回目の自社株購入

[チェ・シンウォンSKネットワークス会長、今年だけで6回目の自社株購入]



チェ・シンウォンSKネットワークス会長が今年に入って6回目の自社株を買い入れて、保有持分を増やしている。チェ会長の相次ぐ自社株購入の動きは企業の価値を高め、責任・独自経営を強化するという意志と解釈される。

14日、金融監督院の電子公示システムによると、チェ会長は11日、自社の普通株2万株(1億140万ウォン)を場内で取得した。 チェ会長と共にパク・サンギュSKネットワークス社長も昨年に続き、2回目に会社の株式2万株を場内で買収した。

これでチェ会長が保有中のSKネットワークスの持分率は0.71%(175万722株)に増えた。 チェ会長は今年だけでSKネットワークスの株式計115万株を場内買収し、投入した資金だけでも約6億6200万ウォンに達する。

チェ会長は2016年3月、19年ぶりにSKネットワークスの代表理事に経営一線に復帰した以後、会社の株式を引き続き購入している。 昨年、計14回(約5億4571万ウォン)、2016年、計14回(約25億4911万ウォン)などこれまで計34回(約37億5681万ウォン)にわたって株式を購入した。

チェ会長はSKネットワークスの代表取締役の新規選任当時、SKネットワークスの持分116万2450株を保有した。 当時、持分率0.47%から同日現在、0.71%まで引き上げた。 彼は自分が保有していたSKCコーロンPI、SK、SKケミカルなどSKグループの系列会社の持分を相次いで売却し、SKネットワークスの自社株の買い付けに力を入れた。

SKネットワークスの関係者は"チェ会長が株主の利益保護などの責任経営の一環として自社株式を引き続き購入している"と説明した。

チェ会長の相次ぐ自社株購入の背景は会社に対する愛着が挙げられる。 SKネットワークスはSKグループの母体で、チェ会長の父親の故チェ・ジョンゴン創業主が設立したソンギョン織物が前身だ。

チェ会長は2016年4月7日、危機に直面したSKネットワークスに「救援投手」として復帰し、"SKグループの母体企業として自負心を取り戻そう"とし、"新たに創業するという覚悟でSKネットワークスを革新する"と就任の挨拶をした。 ソウル乙支路(ウルジロ)の本社に初めて出勤した日、SK創業主の銅像にお辞儀しながら覚悟を固めた。

チェ会長の就任2年ぶりにSKネットワークスの事業構造は大変身を成し遂げた。 従来の流通(商社・情報通信)とエネルギーマーケティング(ガソリンスタンド)など主力事業がSKレンタカースピードメートなど「モビリティ」とSKマジックなど「ホームケア」を中心に改革した。

チェ会長が事業構造再編と相次ぐ自社株買いで責任経営を見せているという評価がある一方、0%台の営業利益率の低い収益性と株価は当面した解決課題だ。 就任当時と比べて株価は6000ウォン台前半から現在5000ウォン台前半まで20%ぐらい減少した。

実績も下り坂だ。 SKネットワークスは2013年の売上25兆9754億ウォン、営業利益2408億ウォンで、最大実績を記録して以来、昨年まで4年連続の下落を続けてきた。

チェ会長の復帰後に昨年の売上高は15兆2023億ウォンで、前年比17.8%増加したものの、営業利益は1428億ウォンで、前年比8.1%減少した。 外形は成長したが、収益性は改善を通じた実績ターンアラウンドが必要な時点だ。
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