政府、2022年までに天然物製品10個を開発

イ・ジンギュ科学技術情報通信部1次官が11日、ソウル大学で「韓半島天然物の革新成長戦略」を発表している[写真提供=科学技術情報通信部]


政府出資研究所と企業が、韓半島天然物の高付加価値化のために手を握る。2022年までに、高麗人参など固有のリソースを活用した生活製品10個を創出し、グローバル市場シェアを2倍増やすという腹案である。

科学技術情報通信部は11日、ソウル大学の研究所でイ・ジンギュ第1次官の主宰で、「韓半島天然物の革新成長戦略」を発表した。今回の戦略は、昨年9月に発表した「バイオ経済革新戦略2025」の実現方案の一つとして、科学技術を通じて韓国が持っている天然物の価値を再発見するために設けられた。

科学技術情報通信部によると、天然物、医薬品、健康機能食品などのグローバル天然物の産業市場は、2050年に5兆ドルに達すると予想される。年間7%以上成長している天然物の市場を先行獲得するための世界各国の競争は熱く展開されている。

ヨーロッパは、世界天然物市場の53%に相当する557億ドル規模の市場を保有しており、中国は116億ドルで、年平均33.9%の成長率を見せている。日本の(178億ドル)とアメリカ(75億ドル)も天然物の市場拡大のために投資を増やしている。韓国の場合、最近の韓流ブームの追い風で自然化粧品のグローバル進出が拡大され、天然物、医薬品の大規模な技術輸出が行われており、肯定的な雰囲気が広がっている。

最初のステップとして、韓半島に所在する4000種以上の伝統天然物の確保のために「天然物ビッグデータセンター(仮称)」を指定することにした。有用天然物の成分、構造、産地などの情報を含む統合データベースを構築するという腹案である。100種以上の天然物が存在すると予想される北朝鮮との共同研究案も模索し、名古屋議定書発効に対応した国産天然物の確保も推進する。

天然物の成分の構成と含有量を高速に分析するナビゲーション(スクリーニング)システムを開発し、天然物の人体内作用原理を予測する人工知能(AI)のプラットフォームも開発する計画である。また、韓国科学技術研究院(KIST)、生命研究者、食品研究者、医学研究院、キムチ研究所など、分野別出資研究所が参加する「政府出資研究所合同支援団」と産・学・研の専門家が参加する「天然物の革新成長推進団(仮称)」を構成する方針である。

イ・ジンギュ科技情報通信部第1次官は“韓半島の伝統天然物のプレミアムの創出を通じて、バイオ経済2025の実現に寄与する”とし“特に南北関係などの条件づくりの際、朝鮮半島天然物を確保するための南北共同研究を段階的に推進する計画である”と話した。

(亜洲経済オンライン)

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