歌手サイが、北朝鮮訪問芸術団に名前を上げることができなかった。世界的に名前を知らせたサイの出演が不発になった理由とは何か。
27日、ファン・ソンウン文化体育観光部スポークスマンは、言論ブリーフィングを通じて翌月平壌を訪問する公演団に、チョ・ヨンピル、イ・ソンヒ、ペク・ジヨンなどの歌手をはじめとしてカン・サネとジャズピアニスト キム・グァンミンそしてテコンドー模範競技団も追加合流することになったと明らかにした。
しかし、サイは一緒に参加できなかった。ファンスポークスマンは“初めからサイとともに行う公演をする方案に悩んだが、今回は脱落することになった”と説明した。
サイの自由奔放な公演スタイルが、北朝鮮に合わないという。特に、北朝鮮側の首席代表であるヒョン・ソンウォル団長が“破格的な歌詞と振付けが北朝鮮の情緒と合わない”として難色を表わしたことが分かった。
また、公演司会者ではタレントのキム・ジェドンが議論されたりもしたが、北朝鮮公演団の舞台に立った少女時代の元メンバーソヒョンが指名された。
先月ソウルで開かれた北朝鮮サムジヨン管弦楽団公演でソヒョンは、北の芸術団と「またお会いしましょう」等を歌って話題を集めた。当時、ソヒョンの正しくて断定したイメージが彼らが好むイメージと合致し、舞台に立つことになったと伝えられた。
一方、南側の芸術団の単独公演は来月1日午後5時から東平壌大劇場で進行され、南北合同公演は3日午後から進行される。テコンドー模範競技団は1日に平壌テコンド殿堂で単独公演をした後、2日に平壌大劇場で南北合同公演を広げることになる。
すべての公演が終わると、朝鮮訪問芸術団は3日の夜の旅客機と貨物機で平壌を出発して、仁川空港に到着する予定だ。
(亜洲経済オンライン)
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