​現代・起亜車、今年の欧州市場で100万台超え、史上最大の販売狙う

[​現代・起亜車、今年の欧州市場で100万台超え、史上最大の販売狙う]



現代・起亜自動車が今年、欧州自動車市場で史上最大の販売を狙う。 昨年初めて100万台販売を超え、「ミリオンセラークラブ」に加入した現代・起亜車は中国、米国とともに欧州を「ビッグ3」海外販売機地確固としてたるものにするという計画だ。

6日、現代・起亜車によると、昨年、両社は欧州市場で計100万720台を販売した。 現代車が52万8000台、起亜車が47万2720台だった。 これは前年比それぞれ3.7%、8.6%増加した数値だ。

今年、現代車が昨年と似たような水準に成長するといわれる場合、約55万台を販売するものとみられる。 起亜車は今年、欧州市場で50万台以上を販売するという目標を立てた。

この場合、今年は現代・起亜車の総販売台数は105万台水準で、歴代最大の業績を更新することになる。

◆現代車、欧州向け戦略型モデルとSUV供給の拡大

現代・起亜車は今年初めから欧州市場で市場シェアを拡大し、善戦を続けている。 欧州自動車製造協会(ACEA)によると、同社は1月、4万4108台を販売し、前年1月より14.4%増加した。 起亜車も同月、3万6633台を販売し、昨年1月より5.4%販売量が増えた。

現代・起亜車はこのような成長の勢いを続けるため、欧州市場でSUV需要の増加に積極的に対応する一方、欧州戦略型モデルを積極的に導入する方針だ。

実際、現代・起亜車が昨年、欧州で販売した車3台のうち、1台はSUVだった。 欧州自動車市場でSUV需要が増加し、現代車の場合、ツーソン、起亜車の場合、スポーティジが販売増加に最も大きな役割を果たした。

特に現代自動車は6日(現地時間)、スイスジュネーブ・パレクスポで行われた「2018ジュネーブ国際モーターショー」で4世代新型サンタフェを欧州で初公開した。 また、小型SUVのコナを基盤にした電気車「コナ・エレクトリック」実車を初めて披露し、電動化を通じて未来モビリティを先導するという意志を明確にした。

さらに、水素電気自動車のネクソ(NEXO)を欧州で初めて公開するなど現代車のSUVラインアップを大量に披露した。 現代車は欧州市場に6月コナ・エレクトリックを、7月新型サンタフェを順次発売するという計画だ。

一方、今回のジュネーブモーターショーを通じて現代自動車は新しいデザインの方向性である「Sensuous Sportiness」を発表し、初のコンセプトカーモデルである「Le Fil Rouge(HDC-1)」を世界で初めて公開した。 比例、構造、スタイリング、技術の4つの基本要素が調和をなすことを根幹にした「Sensuous Sportiness」は今後、現代車のセダンとSUVなど全車種に多様に反映、現代自動車だけのデザインアイデンティティを抱いた現代ルック(Hyundai Look)を完成するのに重要な役割をすることが期待される。

◆起亜車"今年、欧州で50万台以上売りたい"

起亜車は今回のジュネーブモーターショーを通じて「新型シード(Ceed)」を世界で初めて公開する一方、「オプティマ(国内名はK5)スポーツワゴン」商品性改善モデルと「リオ(韓国名プライド)GTライン」モデルの初披露した。

マイケル・コール起亜車・欧州法人(KME)副社長は"新型シードをはじめ、今日紹介した車種は起亜自動車の持続成長において核心的な役割を果たすだろう"とし、"これを通じて起亜車は今年、欧州市場で50万台以上を販売する計画"と強調した。

シードは2006年、起亜自のスロバキア工場で生産を開始した後、今まで128万台以上が販売され、起亜社の欧州販売において中枢的な役割を担当してきた車種だ。

特に新型シードはデザインから商品性まで欧州消費者たちを狙って誕生した欧州向け戦略型モデルで、5ドアハッチバックモデルは今年2四半期末から欧州全域で販売を開始し、スポーツワゴンモデルは4四半期中に発売される予定だ。 リオGTラインは今月中に欧州市場に披露する予定だ。
 
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