「所得控除」昨年のチェックカード決済額増加


昨年、現金の使用が減少した中で、チェックカードの決済金額が目に見えて増えた。年末所得控除時の税制優遇を表示する人々が増えたという分析である。

韓国銀行が7日に発表した「2017年中支給決済動向」によると、昨年の現金を除く口座振替、手形・小切手、チェック・クレジットカードなどを利用した決済金額は、一日平均76兆8000億ウォンと集計された。1年前に比べて0.7%増加した。

決済手段別に見ると、チェック・クレジットカードと口座振替は増加した一方、手形・小切手は減少を続けた。

チェック・クレジットカードを利用した決済金額は、一日平均2兆2000億ウォンで、前年に比べて5.9%増加した。増加は、前年(11.8%)に比べて鈍化した。

このうちチェックカードの一日平均決済額は5000億ウォン、クレジットカードは1兆8000億ウォンと集計された。クレジットカード決済額がチェックカードよりも3倍以上多いが、昨年決済の増加率で見ると、チェックカードが急成長した。

前年比増加率を見ると、チェックカード決済が10.0%ですべての手段を通じて最も高い。クレジットカード決済は、前年に比べて4.9%増加した。これにより、昨年のカード全体利用実績でチェックカードが占める割合は20.9%に拡大した。

チェックカードは、勤労所得税の年末精算時クレジットカード(15%)よりも高い30%の税制優遇を見ることができるうえに、クレジットカードと並ぶ付加サービスが提供されて高い利用増加が続いた。

個人のクレジットカード利用実績は、電子商取引と通信販売(25.4%)、光熱費、個人やプロのサービス(16.7%)、コンビニ(24.2%)、旅行と交通(14.2%)などを中心に増加した。法人の場合、国税カード納付縮小などの影響で8.7%減少した。

チェックカード発行枚数は1億2719万枚で、クレジットカード発行枚数(9946万枚)を上回った。2013年から5年連続でチェックカードの発行が多い。チェックカード発行は、前年に比べて5.8%、クレジットカードは4.0%、それぞれ増加した。

クレジットカードとデビットカードの一日平均決済件数はそれぞれ3236万件、2013万件で、前年比12.9%、15.2%増加した。

一件当たりの支払い金額は、クレジットカードの4万3904ウォン、チェックカード2万3166ウォンで、前年に比べてそれぞれ1.5%、4.5%減少した。韓国銀行は“主に小額決済が行われるコンビニエンスストア、スーパーマーケット、公共交通機関などでの支払いで、カードの使用が普遍化され、一件当たりの利用金額の少額化傾向が持続した”と説明した

また、小額決済網を通じた口座振替の規模は一日平均54兆ウォンで、前年比2.6%増加した。インターネットバンキング・モバイルバンキングなどの電子金融共同網を中心に前年比2.6%増加した。特に、モバイルバンキングの場合、インターネット銀行の発足や携帯電話の支払いチャンネルの利用者数の増加などで、前年比53.7%増加した。

手形・小切手の一日平均決済金額は20兆6000億ウォンで、前年比4.6%減少した。

(亜洲経済オンライン)

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