ソウル市、30年以上の伝統の店39ヵ所、「オレカゲ」地図で製作

[写真=亜洲経済(広蔵市場)]


ソウル市は長い間、命脈を維持してきた老舗39ヵ所を発掘して「オレカゲ」というブランドで地図を作って紹介すると20日明らかにした。

「オレカゲ」は長い、古くからという意味の「オレ」に、お店という意味の「カゲ」を合成した「古いお店」という意味で、これからも長く営業してほしいというニュアンスが含まれている。

市は開業後30年以上運営したり、2代以上の伝統を継承した店、無形文化財に指定された人が運営する所を対象とし、周辺の観光地アクセスがよく、古い店が集まっている鍾路と乙支路一帯39ヵ所が「オレカゲ」に選んだ。

市民の推薦と資料調査などを通じて2千838ヵ所の基礎資料を収集し、専門家諮問・評価を通じて鐘路と乙支路一帯の171ヵ所を第2候補として見つけた。その後、専門家、文化解説士、外国人、大学生などの現場訪問・評価を経て、専門家らの最終検討と店の同意を通じて39ヵ所を確定した。

選ばれた39ヵ所のうち広蔵市場の「スニネ パンチャン(おかず)」は、1969年にオープンして40余りのおかずを専門に販売するお店であり、「通仁カゲ」は1924年設立以来、全国のレベルの高い伝統文化芸術を世界的に知らせるという趣旨で4代にわたって健在中の古美術品専門店だ。他にも、喫茶店、古美術の画廊、餅屋、時計屋、手工芸店、レコード店や漢方医院など生活文化と伝統工芸分野を中心に様々な業種で構成され、すでに多くのメディアで紹介された一般飲食業分野は除外された。

市はソウルを訪れる個人旅行客が増える傾向によってこのような「オレカゲ」が魅力のあるソウル観光体験コンテンツになることを期待している。
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