​「興行失敗」LG電子Gシリーズの担当役員ら、結局退出

[​「興行失敗」LG電子Gシリーズの担当役員ら、結局退出]



LG電子のスマートフォン事業を担当した役員らが結局退出された。 LG電子の戦略フォンのGシリーズが相次いで興行に失敗すると、当該役員たちに責任を問ったのだ。

財界内外では「強いLG」を志向する具本俊(ク・ボンジュン)LG副会長の刷新の意中が反映されたものと評価した。

4日、関連業界によると先月31日付で退任したLG電子の役員7人のうち、4人がスマートフォン事業関連の役員であることが確認された。

MC(モバイルコミュニケーション)事業本部所属のチョ・ソンハ副社長が代表的だ。 チョ副社長はこれまでMC事業本部の韓国営業をけん引し、通信サービス事業者販売あるいは流通網直販売を総括した。 2年前のG4の発売時だけでも先頭に立っていた人物だ。 しかし、LG電子が昨年7月、国内スマートフォンの営業を家電営業と統合して、チョ副社長の役割は縮小された。

ベ・ウォンボク副社長も同様だ。 べ副社長はLG電子・MC営業グループ長を務めていたが、MC営業グループの役割の縮小によって社内TF組織に移動した。 べ副社長がMC戦略ビジネス開発タスクに滞在した時間は9ヵ月に過ぎなかった。 MC研究所で働いていたパク・ビョンハク常務とキム・ジョンソク常務も同じ日LG電子を去った。

LG電子がこのような特段の措置を下したのはMC事業本部の体質改善が急がれるからだ。 LG電子の全体実績をMC事業本部が無くしてしまう構造だ。 昨年だけで同部門で1兆2000億ウォンの損失を出した。 2015年2四半期から始まり、7四半期連続続いたが、次第に赤字規模は拡大している点も問題だ。

一部ではこのような行動を置いてMC事業本部の世代交代が本格化されたものだという解釈も出ている。 今回に退任した役員らがLG電子がプラダフォン、チョコレートフォンなどのピッチャーフォンで好況だった時代からMC事業を主導した人物たちだからだ。

しかし、フィーチャーフォンでスマートフォンに時代が変わり、過去の名声にひびが入り、結局、LG電子の内部では「役員たちが変化の流れを読み取ることができなかった」という自嘲が流れた。

状況がこうなると、趙俊虎(チョ・ジュンホ)MC事業本部社長の進退も関心事に浮上した。 趙社長は早くから具本茂LG会長の信任を受け、2014年11月LG電子MC事業本部長になった。 以降、G4とG5を次々と披露したが、これといった成果を出せなかった。 連日、趙社長の交代説が出回ったが、昨年末、LGグループ役員人事で席を守った。

しかし、趙社長の立地は減った状態だ。 昨年までのチョ・ソンジン、チョン・ドヒョン、チョ・ジュンホ3人各自代表体制をたてていたLG電子が今年からのチョ・ソンジン副会長1人代表体制へと転換し、趙社長は代表取締役から除外された。 したがって戦略携帯「G6」の成果によって、趙社長の命運がかかっていると言っても過言ではないという話がLG電子の周辺から聞こえてくる。

電子業界の関係者は"趙社長は前から具本茂会長の側近と通じた"と述べながらも、"具本俊(ク・ボンジュン)副会長の外縁が広がり、事業に対する掌握力も大きくなっただけに、G6の興行によって、趙社長に対する評価も変わるのではないか"と伝えた。
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