[写真＝コリアセールフェスタ]
韓国最大のショッピング観光祝祭「コリアセールフェスタ(KOREA Sale FESTA)」の幕が上がった。
政府と業界は内需振興のために９月29日から10月31日までショッピングと観光、韓流が結合された「コリアセールフェスタ」祝祭を開始する。
今回の祝祭は既存の韓流文化行事の中心だった「コリアグランドセール」とショッピングプロモーションがメインである「コリアブラックフライデー」の長所を合わせたものだ。
「FESTA」という行事名称に相応しく祝祭(Festival)、韓流(Entertainment)、ショッピング(Shopping)、観光(Tour)、楽しむ(Attrastion)など５つのテーマで構成された。
流通会社だけが参加していた過去のバーゲンセールイベントと異なって、現代車、サムスン電子、アモ―レパシフィックなど大型製造会社とオンラインショッピングモールが初めて参加し、製品の割引幅が大きくなった。
大企業中心から脱し、中小企業の参加を大幅に増やし選択の多様化も図った。これによって400余りの伝統市場と小型スーパーマーケット1200余りも参加する。中小企業庁によると伝統市場と町のスーパーでは商品を最大80％割引された価格で販売する。
特に今回の行事は過去に比べ体系的にコンテンツを準備して完成度が高いという評価だ。
単純なバーゲンセールではなく、外国人観光客のための各種文化イベントはもちろん、地域経済活性化のための伝統市場まで大挙加勢した点も差別化された部分だ。また、流通・観光業界のシーズンである中国国慶節連休とも期間が重なり、それに合わせたプロモーションを積極的に披露している。
流通業界は昨年に続き今年も歴代最大規模の割引イベントと破格的な景品を掲げた。
ロッテデパートは「ロッテキャッスルマンション」と老後資金４億ウォンなど計11億ウォン規模の景品(１等)を、現代デパートは全店舗で最大７割のバーゲンを、新世界デパートは200億ウォン規模の物量を最大８割安く販売する。
大型マートも生活必需品と家電を破格価格で販売するほか、６～10カ月無利子分割払いを提供する。
また、免税店も積極的な外国人マーケティングに乗り出した。ロッテ免税店は全店舗で100ドル以上を購買する外国人購買者に１万ウォン、300ドル以上は３万ウォンを割引し、新世界免税店は中華圏個別旅行客に最大26万ウォンまでプリペイドカードを贈呈する。DOOTA免税店は中国人観光客を対象に富の象徴である「８」の数字を活用したプロモーションを実施し、１等に37.5ｇのゴールドバーを贈呈する。
さらに、30日にはK-POP開幕公演もソウルのあちこちで用意されている。コエックスでは韓流コンテンツ体験館６ヵ所を運営し、首都圏と地方でも55種類の文化祝祭が企画された。
流通業界のある関係者は“今年の行事はオンラインなど多様な流通チャンネルの確保と製造会社まで参加し、興行成功の可能性が高い”と期待感を表せた。
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