統計庁が25日に発表した「2015農林漁業総調査暫定集計結果」によると、昨年12月1日時点での農家人口は256万9000人で、全人口の5.1%水準であった。
農家人口は2010年より49万4000人(16.1%)減少し、2000年(403万1000人)より36.3%減少した。これは、人口の高齢化と宅地造成に伴う専業などで農家が減ったためである。
全人口比の農家人口の割合は2000年の8.8%から継続して減少しており、昨年は5.1%に縮小した。農家人口が最も多かったのは慶北で41万人だった。全農家人口のうち16.0%が慶北にいることが分かった。
農家の65歳以上の高齢者人口の割合は38.4%で、2010年より6.7%増加した。全人口の高齢の割合(13.1%)よりも約3倍高かった。特に農家の幼少年人口(0〜14歳)の割合は5.8%で、全体幼少年人口の割合(13.9%)の半分にも満たなかった。
農家の中位年齢は59.1歳で、全人口(40.8歳)よりも18.3歳高かった。農家の規模は108万9000世帯で、2010年より7.5%減少した。全世帯に占める割合は5.8%で、2010年より1.0%減少した。
農家経営の中位平均年齢は、2010年より3.3歳増加した65.6歳であると分析された。70代以上が37.8%で最も多く、次いで60代(30.5%)、50代(22.7%)の順だった。70代以上の農家経営は2010年より12.9%増えたが、60代(-5.8%)、50代(-14.0%)は減少し、特に40代が40.2%も減少した。
漁業人口は農家よりも大幅に低下した。漁業人口は12万9000人で、2010年より4万3000人(24.9%)減少した。2000年に25万1000人だった漁業人口は、15年間で半分近い48.6%減少した。全人口に占める割合は0.3%で、5年前に比べて0.1%減少した。
年齢別に見ると、60代が25.4%で最も高く、50代24.8%、70代以上18.5%の順だった。2010年に比べて漁業人口は全年齢層で減少したが、特に40代では-44.8%、30代では-36.4%など40代以下での減少幅が大きかった。
漁業人口のうち65歳以上の割合は30.5%で、2010年より7.4%上昇した。中位年齢は全人口よりも16.2歳高い57.0歳であった。
漁業規模は5万5000世帯で、2010年より16.5%減少した。漁家人口が高齢化して沿岸漁場干拓事業などが行われた影響である。漁業の割合は、全世帯の0.3%を占めた。
林業人口は21万7000人で、5年前に比べ14.3%(3万6300人)減少した。全人口の林業人口の割合は0.4%で、5年前に比べて0.1%減少した。
林業規模は、2010年より5.8%減った9万1000世帯と集計された。全世帯比0.5%である。
(亜洲経済オンライン)
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