公正取引委員会は、警察庁・中小企業庁・特許庁と中小企業技術流用根絶のために業務協約を締結したと18日明らかにした。
条約には、機関間の技術の流用に関連する情報の提供・共有、技術流用調査・捜査時の専門家のプール(pool)の提供など専門性の向上のための協力、教育・セミナー・広報協力、中小企業の現場訪問などの詳細協力案が盛り込まれている。
特に中小企業庁と特許庁に提出された中小企業の技術流用に関連する相談・情報提供事例は、公正取引委員会と警察庁も提供しており、調査・捜査計画時に活用できるようになる。公正取引委員会と警察庁は、中小企業の技術流用調査および調査時には最大限の相互協力する方針である。
この他にも、政府各機関の様々な技術の保護に関連するポリシー情報を中小企業庁が運営している技術保護の統合ポータルサイト(www.ultari.go.kr)を介して提供するなど、中小企業が簡単にアクセス・活用できるようにする予定である。
ソン・ジュンギュ公正取引委員会製造下請け改善課長は「公正取引委員会・警察庁が技術流用被害の中小企業に、下請け法下請け紛争調整制度と中小企業の技術保護法上の技術紛争調整・仲裁制度と発明振興法、産業財産権紛争調停制度の活用を推奨するなど、積極的に協力する」とし「政府機関間のコラボレーションが技術流用を効果的に予防・根絶することができるだろう」と説明した。
(亜洲経済オンライン)
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。