ムーディーズ、SKイノベーション・SK総合化学の信用格付け「下向調整」

[ムーディーズ、SKイノベーション・SK総合化学の信用格付け「下向調整」 ]


格付け会社ムーディーズが29日、SKイノベーションと子会社であるSK総合化学の企業信用格付け「Baa2」に対する展望を「安定的」から「否定的」にそれぞれ下向調整した。

これは4~6月期SKイノベーションの不振した営業実績を反映したものだ。SKイノベーションは4~6月期の営業損失503億ウォンを記録し、赤字転換した。

来年まで新しい石油化学設備を稼動して営業現金の流れが拡大するものと予想されるが、今後12∼18ヵ月間の営業利益率と借入金の比率は大きく回復しない可能性が大きいという展望を考慮したというのがムーディーズの説明だ。

ムーディーズは"借入金の縮小措置がなければ、今後12∼18ヵ月間借入金に対する保有現金の流れ(RCF)の割合と資本対比借入金の割合がそれぞれ12∼14%未満と40∼42%以上を持続するだろう"とし、"これは「Baa2」等級比き弱な水準"と指摘した。

また、SK総合化学は親企業であるSKイノベーションと持ち分所有や事業継続など緊密な関係を維持するという点で格付け展望が調整された。
 
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기