サムスンSDIの1~3月期 PDP不振で営業赤字

  • サムスンSDIの1~3月期 PDP不振で営業赤字

韓国電機大手のサムスンSDIが26日に発表した1~3月期の連結決算は、営業損益が333億ウォン(約29億5000万円)の赤字だった。前年同期は169億ウォン、前四半期は7億ウォンの営業利益をそれぞれ計上していたが、季節的な需要減少によるプラズマディスプレーパネル(PDP)事業の不振で赤字に転落した。

売上高は前年同期比12.2%減の1兆2082億ウォン。前四半期比でも14.6%の減となった。当期純利益は777億ウォンで前年同期比30.7%減少したが、前四半期に比べると39.5%増加した。

小型二次電池事業の売上高は前年同期比4.0%増の7720億ウォン、PDP事業は同29.0%減の3680億ウォンにとどまった。

同社はただ、4~6月期からは小型二次電池の需要が持ち直し、特にサムスン電子のスマートフォン(多機能携帯電話)「ギャラクシーS4」発売に伴う特需が予想されることから、業績が回復すると見込んでいる。PDP事業も、先進国市場では差別化された製品を発売し、新興国市場では低価格製品の販売を拡大することで、シェアを伸ばし利益を確保する考えだ。

(聯合ニュース)


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