韓国、民間の経済心理指数 9カ月ぶり高水準

  • 韓国、民間の経済心理指数 9カ月ぶり高水準

韓国の3月の経済心理指数(ESI)が9カ月ぶり高水準を記録した。

同指数は企業の景況判断指数(BSI)と消費者心理指数(CSI)を組み合わせたもので、経済状況に対する民間の期待感を示す。韓国経済の底入れへの期待が高まっているもようだ。

韓国銀行(中央銀行)が29日発表した3月のESIは95だった。ESIが100を上回ると民間の経済心理が過去の平均より上向いていることを、100未満ならばその逆を示す。3月は前月に比べ2ポイント上がり、昨年6月(96)に次いで高い数値となった。

企業をみると、製造業のBSIは75で、前月から4ポイント上がった。大企業が前月比6ポイント高い78、中小企業も2ポイント高の71だった。

輸出型企業のBSIが82で11ポイント上がった半面、内需型企業は1ポイント下がり70にとどまった。また、製造業の4月の見通しBSIは80と、4ポイント上昇した。

非製造業の3月のBSIは68、4月の見通しBSIは71で、前月に比べると3ポイントと2ポイント、それぞれ上がった。

一方、韓国銀行が27日発表した3月のCSIは前月比2ポイント上昇の104で、昨年5月以来の高水準を記録した。

(聯合ニュース)


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