韓国、景気低迷も資産家は11%増

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景気の低迷にもかかわらず、金融資産を10億ウォン(約8500万円)以上保有する韓国人が1年で11.1%増加したことが分かった。

ハナ銀行とハナ金融経営研究所が26日に発表した報告書によると、昨年、金融資産を10億ウォン以上保有する韓国人は全人口の0.3%に当たる15万6000人と推計された。報告書は同行の顧客784人に実施したアンケート調査を分析したもの。

前年の14万人より1万6000人(11.1%)増えた。

また資産家の金融資産は約461兆ウォンで、全体の個人金融資産の18%に当たる。2011年の422兆ウォンより39兆ウォン(9.2%)増えた。これは全体の個人資産増加率(8.5%)を上回る数値だ。

これら資産家の収入源は金融資産と不動産などで発生する利子、配当金、賃貸収入など財産所得が38.7%で最も多く、次いで事業所得(28.9%)、勤労所得(26.1%)の順だった。財産所得の割合が一般世帯より極めて高い水準であるだけでなく、財産所得と事業所得が全体の所得の3分の2以上を占めた。

資産の内訳は不動産と金融資産の割合が45%と55%だった。不動産の割合は2008年に51%、2010年に48%と年々減少傾向にある。 

(聯合ニュース)


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