韓国の大韓商工会議所が全国の製造業２５００社を対象に調査した４～６月期の景況判断指数（ＢＳＩ）見通しは９９となり、前四半期に比べ３０ポイント上昇した。上昇幅は２００９年７～９月期（４４ポイント）以来の高水準となった。
ＢＳＩは１００を上回ると、景気が回復するとみる企業が悪化するとみる企業より多いことを意味し、１００未満はその逆となる。大韓商工会議所はＢＳＩ見通しが１００を依然下回っているものの世界景気の回復傾向や韓国新政権の景気てこ入れに対する期待感が反映され、大きく改善したとの見方を示した。
輸出企業と大企業の期待感が相対的に大きかった。輸出企業のＢＳＩ見通しは１～３月期の８０から１１１に、大企業は７３から１０５に上昇した。内需企業は６７から９６に、中小企業は６９から９８に上昇したが基準値の１００を下回った。
（聯合ニュース）
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