北朝鮮 核実験前日に新型ミサイルの性能試験実施

  • 北朝鮮 核実験前日に新型ミサイルの性能試験実施

北朝鮮が3回目の核実験の前日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)と推定される新型長距離ミサイルの性能試験を実施したことが17日、複数の韓国政府消息筋の話で分かった。

北朝鮮は核実験前日の11日、北西部、平安北道鉄山郡東倉里の西海衛星発射場で長距離ミサイル、KN08のエンジンの性能改良試験を行った。

ある消息筋は「北朝鮮はこれまで試射したことのないKN08の射程をICBM級の5000キロ以上に確実に伸ばす目的でエンジンの試験を行ったとみられる」と話している。北朝鮮が試験成功と判断した場合は本格的に実戦配備されるとの見方を示した。

同ミサイルは、北朝鮮が昨年4月15日に金日成(キム・イルソン)主席の生誕100年記念日に合わせて行った軍事パレードで6基公開された。核弾頭を搭載可能な規模と推定されたが、これまで一度も試射が行われたことはない。

韓国軍当局は国連安全保障理事会の強力な対北朝鮮制裁決議案が採択された場合、北朝鮮が新たな挑発行為の一つとして同ミサイルを発射する可能性について注視している。

(聯合ニュース)


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