韓米が北の追加挑発警戒 移動式ミサイル発射台を監視

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3回目の核実験を強行した北朝鮮が移動式発射台を使って弾道ミサイル発射する可能性が高いとし、韓米軍当局が集中監視態勢を取っていることが13日、分かった。

固定の発射台と異なり、大型車両に搭載される移動式発射台は自由に発射位置を変えられる上、監視網を素早く避けることができる。

今のところ、弾道ミサイルが移動式発射台に取り付けられ発射される前にミサイルを完全に無力化する監視体制や攻撃手段はないとされる。

北朝鮮は4~5分のうちに韓国を攻撃できるスカッド系列の弾道ミサイルと、日本やグアム島の米軍基地を射程に入れる「ノドン」(射程1300キロ)や「ムスダン」(射程3000~4000キロ)などの弾道ミサイルを発射できる移動式発射台を多数保有している。

韓米の軍当局によると、北朝鮮は射程300~1000キロのスカッド系ミサイル640発を実戦配備しているほか、スカッド系ミサイルを発射できる移動式発射台を27~40基運用しているとされる。

ほかに150~200発が実戦配備されている「ノドン」用の移動式発射台を27~40基、「ムスダン」用の移動式発射台を14基保有しているとみている。

北朝鮮は昨年4月、故金日成(キム・イルソン)主席生誕100年を祝う軍事パレードで大陸間弾道ミサイル(ICBM)と推定される幅2メートル、全長18メートルのミサイルを公開した。この時、ミサイルは中国軍の関連メーカーが製作したとされる移動式発射台に載せられていた。

3回目の核実験の後、北朝鮮がこのミサイルを発射する可能性があるとの観測が出ている。

(聯合ニュース)


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