仏通信機器大手アルカテル・ルーセントの子会社MPTが、携帯電話やパソコンなどに関する特許を侵害されたとしてLG電子に損害賠償を請求した訴訟で、米カリフォルニア州南部の連邦地裁が、LG電子はMPTの特許を損害していないとの判決を下した。電子業界が7日、明らかにした。
MPTは2010年、LG電子の携帯電話「チョコレート・タッチ」(モデル名:VX8575)や「ブリス」(UX700)など9製品がMPTの動画圧縮技術などを侵害したとして提訴した。MPTは賠償金として、LG電子に対し910万ドル(現在のレートで約8億5000万円)の支払いを求めていた。
これに対し陪審団は昨年12月、LG電子が特許を損害していないとの評決を言い渡した。
LG電子関係者は「地裁の決定を歓迎する」とコメントした。
(聯合ニュース)
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