韓国造船プラント大手のＳＴＸグループは３１日、財務基盤を固めるため、オリックスと資本誘致に関する契約を結んだと発表した。
傘下のエネルギー企業・ＳＴＸエナジーの一部株式をオリックスに売却し、他社株転換債を発行することで、約３６００億ウォン（約２６０億円）の資本を調達する。売却対象は、ＳＴＸ造船海洋が持つ２１９万９３６０株とＳＴＸエナジーが発行する新株２９０万６４０株。ＳＴＸはＳＴＸエナジーの普通株に基づく他社株転換債を発行する。
ＳＴＸグループはＳＴＸエナジー株の５０％超を継続保有し、同社の経営権を維持する。オリックスの保有比率は４３．１％となる。
ＳＴＸエナジーとオリックスは今後、既存事業や大規模な新規事業を共同で進める計画だ。
（聯合ニュース）
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