釜山~日本路線でLCC航空会社が大激突

  • 釜山~日本路線でLCC航空会社が大激突

釜山と日本を結ぶ航空路線をめぐり格安航空会社(LCC)間による競争が激しさを増すことになりそうだ。

LCCのエアアジア(マレーシア)は最近日本法人を設立し、仁川~成田路線を今月28日に新規就航するのに続き、来月28日から釜山~成田路線を毎日就航する。同社が16日、発表した。

この路線は釜山を基盤にしているLCC、エアプサンの主力路線で、両社が全面的に競合する形となる。

エアアジアは最大の武器である低価格を打ち出している。同社は釜山~成田路線の航空券を就航記念として3000枚、無料で販売した。空港利用料2万3000ウォン(約1626円)のみ支払えば釜山~成田路線を利用できる。通常の料金は10万~40万ウォン台に設定されている。料金を分けることで利用客の必要に応じて選択できるようになっている。

これに対し、エアプサンは差別化した料金と顧客サービスを打ち出していく。

同社は釜山~成田路線で両社間の最低価格航空券の運賃差額は9100ウォンだが、カード決済を利用した場合、エアアジアは手数料3100ウォンを追加するため、実際の運賃差額は6000ウォン程度だとしている。

また、手荷物の追加料金、座席指定サービスおよび機内食料金などを比較するとエアプサンの運賃のほうが2万6000ウォン安いと説明した。

航空券購入に関しては、エアアジアが主にオンライン販売であること対し、エアプサンは同社インターネットホームページ、オンライン旅行社、コールセンター、旅行会社と利用客にとってさまざまな購入方法を選択できるようになっていると強調した。

利用客の必要に応じてサービスを無料で提供し、さまざまな販売方法をとっていることで、エアプサンは韓国はもちろん日本人の利用客にも好評を得ている。

日本最大の旅行ポータルサイト「AB-ROAD」が主催した「エアライン満足度調査 2012」でエアプサンはLCC航空会社部門で1位、総合評価で5位にランクインした。

エアプサンは来年夏をめどに釜山~成田路線を1日2往復に増便し、エアアジアの攻勢に対抗する。

(聯合ニュース)


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