三菱東京UFJ銀行は25日、米ニューヨーク州地裁の指示で実施したイラン政府・中央銀行の資産凍結を解除したことを明らかにした。ニューヨークの連邦地裁が、米国外にある資産の凍結指示は無効と判断したため。共同通信が同日、報じた。
 
同行は日本企業が関連するイランとの決済取引を同日までに再開した。三菱東京UFJはイランとの貿易決済の7~8割を担っており、凍結が長引けば原油輸入などが滞る懸念があった。
 
三菱東京UFJは今月2日、ニューヨーク州地裁から26億ドルを上限にイラン資産を凍結するよう指示を受けた。同行は異議を申し立て、政府とも対応を協議していた。

(亜州経済オンライン)
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