日本原子力発電が25日発表した2012年3月期連結決算は、128億円の純損失(前期は8億円の黒字)だった。東日本大震災で被災した東海第2原発(日本・茨城県東海村)の復旧に74億円を充てたことが響き、赤字幅は過去最大となった。共同通信が同日、報じた。
 
電力各社への販売電力量は約10億キロワット時となり、前期と比べて9割超減った。保有する3基の原発のうち、東海第2と敦賀1号機(福井県敦賀市)が定期検査などで停止し、敦賀2号機(同)の稼働もトラブルや定期検査で約1カ月間にとどまったため。原発が稼働しているかどうかにかかわらず設備維持を理由に電力各社が原電に支払う契約料金が経営を支えた。

(亜州経済オンライン)
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