三菱重工、中国社に技術供与へ

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三菱重工業は12日、中国の太平洋造船グループ(上海市)に対して商船建造分野の技術支援をすることで合意したと発表した。同日、東京都内で協業契約を結んだ。同グループが開発する新しい船型の概念設計を三菱重工が提供する。契約期間は5年間で、延長も可能とした。まず載貨重量トン数8万2000トン級のバラ積み貨物運搬船を共同開発する。
 
高度技術を導入して造船事業を強化したい同グループと、技術供与を柱としたエンジニアリング事業を強化する三菱重工の意向が一致した。協業契約は設計面での技術供与が中心で、人材交流は予定していない。
 
共同開発するバラ積み船は同グループのブランド「CROWN(クラウン)」シリーズの上位船型の位置づけ。国際水準を上回る輸送効率、環境性能、操作・制御性を目指す。同グループ傘下の揚州大洋造船で建造し、13年の開発完了を予定する。

(亜州経済オンライン)


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