日産、部品群を共通化する設計技術を導入

  • 日産、部品群を共通化する設計技術を導入

日産自動車は27日、複数の自動車部品で構成する「モジュール」を使い分けて多様な車を生産する新たな設計技術を導入すると発表した。エンジン周辺や運転席回りなどを共通化して五つのモジュール群に分類。従来のプラットフォーム(車台)をベースにした車づくりと比べて部品の共用化率(金額ベース)は2倍の80%にのぼり、開発費は29%削減できる。
 
新設計技術は「日産コモン・モジュール・ファミリー(CMF)」。モジュール総数はエンジン周辺、サスペンション、中央・後部の下位ボディー、シートなどの乗員部、電子機能の5分類を合わせて約60。エンジン排気量や車両の背高などの条件に応じ、組み合わせを変えてスポーツ多目的車(SUV)やセダンなどにつくり分ける。
 
2013年以降、同技術を適用した中型の「Cセグメント」新型車を発売し、順次、小型車にも設計技術を適用する。

(亜州経済オンライン)


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