日本・静岡県は5日、静岡空港の8月の利用状況を発表した。国内、国際線を合わせた搭乗率は75.3%(搭乗者数は4万3333人)で、過去最高の2010年3月の79.2%(同6万2582人)に次ぐ高さだった。
県空港利用政策課の石川英寛課長は「搭乗者数は減っているが、率は好調。今後、閑散期に入るので、路線ごとの特性を検討し、利用促進を図りたい」と話している。
日本国内線の搭乗率は75.6%。特に全日本空輸の沖縄線が89.8%と全体を押し上げたほか、フジドリームエアラインズの福岡線は67.5%と前年8月よりも12ポイント以上回復した。
国際線の搭乗率は74.5%。東日本大震災の影響で大韓航空のソウル線は31往復のうち、18往復が運休。同社とアシアナ航空を合わせたソウル線の搭乗率は、7月よりも12ポイント以上高い80.2%だった。
(亜州経済オンライン)
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