[日本]自動車メーカー、節電操業始まる

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自動車メーカーの「土日操業」が2日始まった。電力不足の恐れがある平日の操業を減らすためだ。影響は部品メーカーも含め、80万人以上の従業員に及ぶ。電機メーカーなども土日出勤を始め、この夏の生活が大きく変わる。
東京電力管内の2日の最大需要は3734万キロワット(午後2~3時)で、前年第1週の土曜日と比べ電力需要は約350万キロワット少なかった。東京都心の最高気温は28.9度でほぼ同じ。東電は「自動車業界などの休日操業による電力使用の増加分を、その他の業界の節電分が上回った可能性がある」としている。
  
日産自動車追浜工場(神奈川県横須賀市)では、午前5時半からの稼働を前に従業員が次々に出勤した。平日と変わらない風景だが、電力需要の多い昼間の操業を避けるため、始業は1時間前倒し。午後勤務は1時間遅らせ、節電に配慮する勤務シフトとした。


ホンダも管理部門を含む全ての部門で操業した。節電と、震災後の減産分を取り戻すための増産とを両立させるため、埼玉製作所狭山工場(埼玉県狭山市)では深夜勤務(午後11時20分~翌日の午前6時40分)を導入。2つある生産ラインを交互に止めながら、別のラインを3シフトの24時間体制で動かすことで、生産台数を増やす。


(亜州経済オンライン)


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