日本警察庁が業務を委託する民間団体「インターネット・ホットラインセンター」に今年上半期(1~6月)に寄せられたネット上のわいせつ画像や児童ポルノなどの違法・有害情報は前年同期比70.0%増の2万3983件で過去最多だったことが16日、同庁のまとめで分かった。
同庁は違法情報について投稿者の取り締まりを強化するとともに、サイト管理者や接続業者(プロバイダー)に速やかな削除に応じるよう求めることにしている。
内訳は、法令に抵触する違法情報が75.4%増の1万8542件。殺人の請負やわいせつ画像の提供を呼び掛ける有害情報は53.9%増の5441件で、いずれも大幅に増加した。
同センターは、自発的に削除されるなどしたケースを除く1万1079件について、サイト管理者や接続業者に削除を要請したが、2割超の2497件が応じなかったという。
このうち、違法情報分は前年同期の約2.5倍に当たる2014件。さらにこの9割近くがネット掲示板や児童ポルノ、わいせつ画像などを扱う計5サイトに集中しており、同庁が警戒を強めている。
日本語ニュースチーム news@ajnews.co.kr
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