韓国の自動車、同月基準で先月の輸出額「過去最高値」更新

[写真=聯合ニュース]


世界的な景気低迷による輸出不振が続いている中、韓国の自動車輸出だけが唯一好調である。先月の自動車輸出額は62億ドルを記録し、同月基準で歴代最高値を更新した。販売単価の高いエコカーの輸出が増えたのが肯定的に作用した。

16日、産業通商資源部が発表した「2023年4月の自動車産業動向」によると、先月の自動車生産は38万2000台で前年同月比24.7%増加した。車両用半導体など部品供給が正常化したのが肯定的に作用した。内需販売と輸出も国内外の需要を基に生産が拡大し、増加傾向を示した。先月の自動車内需は14万9000台、輸出は24万7000台で、前年同月比それぞれ4.3%と25.3%増加した。

先月の自動車輸出額は62億ドルで、前年同月比4.03%上昇した。歴代4月の輸出額の中で最高値だ。これにより、今年に入って4月までの自動車累積輸出額は計232億ドルで史上最高値を更新した。黒字規模も177億ドルで、輸出品目のうち1位を記録した。

特に販売単価の高いエコカーの輸出が増えたのが肯定的な影響を及ぼした。先月のエコカー輸出額は20億5000万ドルで、前年同月比55.8%増加した。今年3月に続き過去2番目に高い輸出額だ。

特にEV(電気自動車)の輸出台数は前年同月比100.4%増の2万9731台を記録した。プラグインハイブリッド車は67%増の6809台、水素自動車は366.7%増の28台を記録した。プラグインハイブリッド車はハイブリッド車とEVの中間段階で、電気モーターと石油エンジンを一緒に使って走る自動車を意味する。一方、ハイブリッド車は1年前より5.4%減少した2万7256台を記録した。

一方、先月の対米エコカー販売台数は前年同月比15%増加し、9000台を記録した。再び過去最高値を更新したのた。産業通商資源部は「米国内のインフレ削減法の適用を受けるエコカーの4月の販売台数がインフレ削減法(IRA)が発効した昨年8月以降、歴代最大を記録した」と説明した。
 
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