韓国の産業保健従事者数102万人…前年比3.2%増

[資料=韓国保健産業振興院]


昨年第4四半期の韓国の産業保健関連従事者数が102万人に達した。雇用市場の成長傾向が全般的に鈍化しているが、産業保健の雇用はむしろ増加したのだ。

14日、韓国保健産業振興院が発表した昨年第4四半期の産業保健雇用動向によると、産業保健の従事者数は102万人で、前年同期比3.2%(3万1000人)増加した。これは全産業平均増加率である2.3%対比0.8%p高い数値だ。

製造業全体と比べて保健製造産業(医療サービスを除く)従事者数は前年同期より2.6%増えた。医療サービス業は昨年同期比3.3%増加し、2四半期連続で上昇傾向を見せた。

産業別には、医療機器分野の従事者数は6万人で、前年同期比増加率は5.6%で最も高かった。続いて医療サービス(3.3%)、製薬(1.6%)、化粧品(0.1%)分野の順だった。

製薬産業の従事者数は7万9000人であり、漢方薬製造業の従事者数増加率が7.1%で最も高かった。続いて生物学的製剤製造業(6.2%)、完成医薬品製造業(4.0%)の順だった。

医療機器産業の従事者数は6万人で、2021年第4四半期以降5%台の増加傾向を維持した。

化粧品産業の従事者数は3万6000人で、昨年第1四半期を基点にプラス成長を続けている。

全体産業保健従事者の82.8%を占める医療サービス産業(病院・医院などを含む)従事者数は84万3000人で、前年同期より3.3%増えた。

産業保健従事者の性別構成は女性が75万9000人で、男性に比べて2.9倍多かった。産業保健全般にわたって女性従事者数の増加率が男性より高かった。特に医療機器産業分野の女性従事者数の増加率が7.1%と高かった。

年齢別では30代(27.5%)が最も多かった。前年同期比増加率は60歳(11.1%)以上が最も高かった。

産業保健分野の新規雇用数は6469件創出された。保健医療従事者が含まれた医療サービス分野で5137(79.4%の割合)で最も多く、製薬が562、医療機器が497、化粧品が273の順だった。

振興院のハン・ドンウ保健産業革新企画団長は「今年の産業保健分野の雇用現況に対するより綿密なモニタリングと細部的分析を推進する予定」と話した。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기