ウォン・米ドル相場、米インフレ鈍化で59ウォン急落・・・1318.4ウォン

[写真=聯合ニュース]


ウォン・ドル為替レートが一日で60ウォン近く急落し、1310ウォン台まで下がった。

11日、ソウル外国為替市場でウォン・ドル為替レートは59.1ウォン安の1ドル当り1318.4ウォンで取引を終えた。これは一日の変動幅基準で2009年4月30日(58.7ウォン下落)以後最も大幅な下落だ。為替レートは1310ウォン台を回復したのは8月以後3ヶ月ぶりのことだ。

この日の為替相場は取引序盤から下落傾向(米ドル安)を示した。前取引日より30ウォン下がった1347.5ウォンで開場したのに続き、下落幅を拡大して1310ウォン台に下落した。

このような為替レート急落傾向はインフレ鈍化の兆しに米中央銀行である連邦準備制度(Fed・FRB)が緊縮速度調節に乗り出すだろうという期待が高まり、ドル安に転じた影響が大きかった。米労働省によると、10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比7.7%上昇し、市場専門家の予測値(7.9%)を下回った。今年2月(7.9%)以来8カ月ぶりに7%台に下落した。

緊縮緩和の見通しの中でリスク選好心理がドル安につながった。主要6ヵ国の通貨対比ドル価値を示す米ドルインデックスは前日110台から107台まで2.5%近く急落した。
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