[CES 2022] 革新の韓国企業、CESで新製品披露・・・過去最高の416社参加

[写真=聯合ニュース]


世界最大規模のテクノロジー見本市「CES 2022」の開幕が5日(現地時間)に予定されている中、韓国の国内企業が新技術で武装した新製品と展示館を続々と公開している。新型コロナウイルス感染症の新たなオミクロン変異株拡散にも関わらず、韓国企業は主要経営陣が未来のビジネスと最新トレンドを身につけるためCESの現場を訪れた。
 
3日、CESを主催する全米民生技術協会(CTA)によると、今回のCESに参加する韓国企業は416社である。これは約2200社の全体参加社のうち、1300社あまりを占める米国企業に次ぐ2番目の規模だ。フランス(247社)や中国(159社)よりも多く、韓国企業の今年の参加規模は歴代CESの中で最大規模だ。 グーグル、アマゾン、Tモバイル、マイクロソフト、レノボなどが開催直前に現地展示を取り消したり、イベント規模を最小化したのとは対照的だ。

韓国企業各社は、2年ぶりに開催されるオフラインイベントで意欲的に革新製品を披露する計画だ。毎年CESの看板スターとなったサムスン電子とLG電子は消費者の経験を生かした新製品を公開する予定だ。

特に、サムスン電子は国内企業の中で唯一、ハン・ジョンヒDX部門長(副会長)が基調演説(Keynote)に乗り出す。ハン副会長は「未来への同行(Together for Tomorrow)」をテーマに、家電とモバイルを結合する「つながり」によるカスタマイズ型サービスやサムスンの哲学が盛り込まれた革新製品を紹介する予定だ。主力のQLEDテレビをはじめ、ライフスタイル家電、ギャラクシーS21ファンエディション(FE)などの新製品を公開する。社内や社外スタートアップC-ラボの現地展示も支援する。

LG電子はオン・オフラインを並行したハイブリッド方式を初めて披露する。主要経営陣が直接出席しないが、未来のビジョンを紹介するオンラインイベント「LGワールドプレミア」が開幕前日の4日に行われる。ラスベガスの現場ではAR(拡張現実)やVR(仮想現実)などのデジタル技術を活用して展示ブースを設ける。LG電子は90インチ台のオールレッドテレビを初披露し、LGディスプレイは次世代OLEDパネルをはじめ、透明OLED、フレキシブルOLEDなどを通じて「OLEDリーダーシップ」を固める計画だ。

現代車は今回のCESで「移動経験の領域を拡張する」をテーマにロボティクス技術が人類社会にもたらす移動の役割と未来の変化像を提示する。特に、現代車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長は、4大グループのトップのうち、唯一CESに参加する。グループが推進中のロボティクスと未来モビリティ技術を自ら紹介する予定だ。現代モービスも革新技術を適用した未来モビリティ・コンセプトカー2種を披露する。

SKグループは今回のCESで炭素削減の意志を全世界にアピールする。SK(株)、SKイノベーション、SKテレコム、SK E&S、SKハイニックス、SKエコプラントの6社が「ネットゼロ(Net-Zero)移行に向けた旅路と同行」をテーマに合同ブースを設置する。現代重工業グループもCESに初めて参加し、自動運航技術中心の海洋モビリティの未来像やAI・ロボット技術関連のエコ技術を公開する。ポスコと斗山(トゥサン)も現地に展示館を設け、それぞれグループが支援するベンチャー企業と水素中心の環境にやさしいエネルギー技術を紹介する。

国内情報通信(IT)企業はAI半導体・メタバース・非代替性トークン(NFT)などをテーマに展示館を設ける。移動通信3社の中ではSKテレコムが唯一CESに参加する。SKTはAIデータを低電力・高効率で処理できる半導体「サピオン(SAPEON)」とメタバースプラットフォーム「イーフランド(ifland)」などを展示する。5年連続CESに参加するハングルとコンピューターグループは、3次元基盤のメタバースプラットフォーム「XRパンドラ」やNFT、人工衛星などを展示する。その他、ボディフレンドやヒューテックなど国内の代表的なマッサージチェアメーカー各社もCESで多数の新製品を発表する。
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