現代自、グローバル「大圏域制」の導入…現地責任経営の強化

[現代自、グローバル「大圏域制」の導入…現地責任経営の強化]


 
現代自動車は従来の9つのグローバル圏域本部を5つの「大圏域」に改編し、現地の責任経営強化に乗り出す。 これに先立って導入したグローバル圏域本部体系が成果を出しているだけに、これをさらに強化するという構想からだ。
 
20日、自動車業界によると、現代自は先週、組織再編を通じ、大圏域制を導入した。 これにより、現在、地域別に分かれた北米、欧州、インド、中南米、アジア・太平洋、ロシアなど9つの圏域本部は5~6つの大圏域本部に改編される。
 
北米、中南米地域を一つにまとめた「米州大圏域」、欧州とロシアを総括する「ヨーロッパロシア大圏域」、インドとアフリカ、中東地域を総括する「インドアジア中東大圏域」などが代表的だ。米州大圏域はホセ・ムニョス北米圏域本部長社長が、ヨーロッパロシア大圏域はマイケル・コール欧州圏域本部長が、インドアジア中東大圏域はインド市場を担当していた金オンス副社長がそれぞれ担当するようになった。
 
これとともに、現代自は国内事業本部とアジア太平洋圏域本部を総括する大圏域本部の新設も推進しているという。
 
業界では今回の組織改編について、最近、電動化やエコ化、コロナパンデミック、車両向け半導体の需給難など完成車業界に挑戦・危機の要素が常在する中、類似した特性を持った地域を中心に、責任経営を強化し、効率性を極大化するための動きとみている。
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