現代自の米UAM法人、「Supernal」に確定…未来モビリティに拍車

[現代自の米UAM法人、「Supernal」に確定…未来モビリティに拍車]



現代自動車グループが米国内の都心航空モビリティ(UAM、Urban Air Mobility)独立法人の名前を「Supernal」に9日、確定した。現代自グループは2020年から米国内の都心航空モビリティ事業関連法人の設立を推進してきた。以後、電気垂直離着陸装置(eVTOL、electric Vertical Take-off and Landing)の研究開発を進めてきており、同日、新しい名前であるSupernalを公開し、事業に拍車をかける。

◆2028年、完全電動化UAMの披露予定

Supernalは「最上の品質の」、「天上の」という意で、未来の航空モビリティ(AAM、Advanced Air Mobility)を通じて顧客に新しい経験を提供し、社会の変化を引き出すという計画だ。

SupernalはワシントンDCに本社を置いている。来年、カリフォルニアに研究開発(R&D)施設の開設など事業領域を拡張していく予定だ。

Supernalは単に製品を開発することにとどまらず、既存の交通網にAAMが統合され、円滑な顧客経験を積むことができるようにする予定だ。現在の乗車共有プラットフォームと同様の方式で、簡単に運営できるようにする計画だ。

2028年には都心の運営に最適化された完全電動化UAMモデルを披露するという方針だ。2030年代には隣接した都市を連結する地域航空モビリティ(RAM、Regional Air Mobility)機体も披露する予定だ。

Supernalは2020年からAAMの公共参加ロードマップと政策を開発するため、米国ロサンゼルス市、都心移動研究所(Urban Movement Lab)とパートナーシップを結んで活動している。英国ウエストミッドランドコベントリー地域に「Urban-Air Port」社と一緒にUAM専用空港を建設するのにも参加している。

◆AAMパートナーシップの拡大

現代自グループはUAM事業の核心であるエアタクシーの早期の商用化などに向けたAAM生態系の拡大に努める。現代自グループは同日、Skyroads、OneSky、Altitude Angelなど都心航空関連企業をAAMコンソーシアムに含めたと明らかにした。

コンソーシアム参加会社のSkyroadsはドイツ基盤の航空エンベデッドシステム開発会社だ。ソフトウェアとハードウェアソリューションをもとに、各種認証のための設計保証を責任を負うものと見られる。米国のOneSkyは航空産業のための領空評価と運営、シミュレーションに特化した会社だ。NASAとともに遂行した都心航空移動性研究を含め、多くのコンソーシアムでソリューションテストに乗り出す計画だ。

一方、現代自グループは現在、良才洞本社とナムヤン研究所などに分散している国内のUAM事業部門を龍山区元暁路4街の現代自社屋に統合移転し、機体開発および事業推進などの業務の効率性を高める計画だ。
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