10月の消費者物価、3.2%↑・・・9年9ヵ月ぶりの最高

[写真=聯合ニュース]


10月の消費者物価が1年前より3.2%急騰し、9年9ヵ月ぶりに最大の上げ幅を記録した。

統計庁が2日に発表した『2021年10月の消費者物価動向』によると、先月の消費者物価指数は108.97(2015年=100)で前年同月比3.2%上昇した。

これは2012年1月に3.3%上昇して以来、9年9ヵ月ぶりの最も高い数値だ。

全般的に10月の物価は石油類を含む工業製品と通信費・家賃などのサービス、電気・水道・ガス、農畜水産物などがすべて上昇した。

工業製品では、ガソリン(26.5%)、軽油(30.7%)、自動車用LPG(27.2%)など油類急騰傾向が続いた。特に第4四半期から引き上げることにした電気料金は10月分に本格的に反映され、2.0%の上昇傾向を示した。

サービス部門のうち、携帯電話料金(通信費)は昨年同月、政府支援による基底効果で25.5%急騰し、農畜水産物も卵(33.4%)、豚肉(12.2%)、輸入牛肉(17.7%)などが大幅に上昇した。

統計庁のオ・ウンソン経済動向統計審議官は「10月は農畜産物価格が安定傾向を見せたが、石油類や加工食品など工業製品と個人サービス価格が上昇を続ける中、昨年10月に通信費支援による基底効果で公共サービス価格も上昇を拡大し、3%の上昇率を見せた」と説明した。
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