SKTが韓国代表の5G通信装備会社であるHFR、NTELSと事業協力業務協約(MOU)を締結し、グローバル「5Gモバイルエッジコンピューティング(MEC)」事業の先取りに乗り出す。
SKT・HFR・NTELSは5G専用網を運営したり、導入予定の海外企業と公共機関を対象に、オーダーメイド型「5Gモバイルエッジコンピューティング(MEC)ソリューション」を提供する企業間取引(B2B)事業を展開する予定だと22日、明らかにした。
5G MECはサービス利用者と最も近い基地局に小規模データセンターを別途に配置し、超低遅延通信を提供する技術である。全世界主要国が5G専用網の商用化に乗り出し、5G専用網の連結性とセキュリティを向上させる5G MECが注目を受けている。
いわゆる遠隔ネットワークとエッジコンピューティング機能が結合された「All-In-One Edge」ソリューションを提供する。SKTは5G MECの新規商品を開発し、事業を総括する役割を担う。HFRはグローバルネットワーク連動機能を構築し、海外販売チャンネルを稼動する。NTELSは5G MECプラットフォームの開発、サービスメンテナンス・顧客支援を担当する予定だ。
3社はそれぞれが保有した5G MEC技術資産を活用し、グローバル事業のシナジー効果を極大化するという計画だ。SKTは先制的に開発した5G MECプラットフォームを基に、海外のビックテク企業と協力を拡大している。
国内ではアマゾンウェブサービス(AWS)、マイクロソフトなどクラウド企業とハイブリッドMECクラウドプラットフォームを構築している。ドイツテレコム、シングテル、NTTドコモなど9社のグローバル通信会社とともに、「テレコムエッジクラウドTF」も運営中だ。
HFRは5G専用網通信装備を世界の顧客会社に提供している。 米国、日本に位置する海外支社を通じ、ベライゾン、AT&T、NTTドコモなどに5G通信装備を供給するなど海外での幅広い販売チャンネルを運営している。
NTELSはAT&T、Celcom、M1など海外各国の通信会社に5Gソリューションを供給し、技術力を認められている。 最近はスマートファクトリーやスマートビル関連の5Gソリューションを開発し、国内外の顧客会社に提供している。
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