大韓航空、新型コロナ以後 初の操縦士募集…「正常化モード突入」

[大韓航空、新型コロナ以後 初の操縦士募集…「正常化モード突入」]



大韓航空が新型コロナ以降、従来の国内航空会社では初めて、操縦士の採用に乗り出す。大韓航空は2022年度の軍と民間経歴・新入操縦士を募集すると19日、明らかにした。来月27日まで採用支援書類を受け付け、採用人員は二桁であることが分かった。

支援資格は固定翼飛行時間1000時間以上であり、軍経歴支援者は来年、除隊予定でなければならない。

コロナ以後、増えている貨物需要に対応する一方、ポストコロナ時代に備えるための先制的措置と解釈される。先立ち、大韓航空は空軍除隊予定者などを中心に、採用の水面下作業を行ったことがある。

大韓航空は貨物需要が急増し、B777など大型航空機を運航する人材がかなり足りない状態だ。国土交通省によると、大韓航空のB777機長は2019年494人(韓国人352、外国人142)から昨年483人(韓国人366、外国人117)に、11人減った。

数字上では減少人員が少ないが、現在、外国人機長がほとんど休職中であることを考慮すると、事実上20%以上減ったわけだ。現在、正常勤務中の大韓航空の外国人機長は40人程度に過ぎない。

一方、貨物運送量は急増している。国際航空運送協会(IATA)が発表した「世界の航空輸送統計2021」によると、大韓航空は昨年80億9100万FTK(トンキロメートル・各航空便当たりの輸送トン数に飛行距離をかけたもの)の国際貨物輸送実績を記録した。

2019年の73億9000万FTKより9.5%増加した数値で、世界5位だ。今年もこのような雰囲気が続いている。国土省によると、今年2四半期、大韓航空が運送した貨物量は昨年同期比27%増加した41万7759tである。

コロナの再拡散という変数があるが、グローバル航空業界も徐々に正常化作業に突入している。米国をはじめ、主要先進国は内需の場合、今年、すでに平年の需要を回復した状況だ。トラベルバブル(旅行安全圏域)などを中心に、グローバル航空需要に対する期待感も高まっている。

実際、米国のデルタ航空は最近、休職中だった職員らを復帰させ、来年夏までに操縦士1000人以上を採用する。先立って、ユナイテッド航空も米国の大手航空会社では初めて操縦士300人を新規選抜した。サウスウェスト航空の休職中だった操縦士209人も最近、正常勤務を開始した。
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