ブラジルエネルギー企業、ペトロブラスが米国でサムスン重工業を相手に提起した2億5000万ドル(約2908億ウォン)規模の賠償訴訟が再開される。
13日、業界によると、前日の12日、サムスン重工業は"米控訴裁判所は2020年6月、米テキサス連邦地方裁判所がペトロブラス・アメリカが提起した損害賠償訴訟を本案審理の前に却下決定したことと関連、手続き的な欠点があったと見て、本案審理の再開を決定した"と公示した。
当該訴訟は2007年、サムスン重工業がボーリング船を受注する過程で発生した賄賂事件と関連がある。サムスン重工業は2007年、米国のプライドグローバルと船舶建造契約を締結し、2011年にドリルシップを引き渡した。ペトロブラスは同年、プライドグローバルとこのドリルシップを5年間用船する契約を締結した。
しかし、米法務部がペトロブラスを調査する過程で、ドリルシップ建造契約の仲介人がサムスン重工業から受け取った仲介手数料の一部をペトロブラスの関係者に不正に提供した内容が明らかになった。サムスン重工業はこれを黙認した疑いを受けた。これに2019年、ペトロブラスは仲介人に支給した仲介手数料として用船料が不当に支払われたとし、サムスン重工業に損害賠償を請求した。
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