5月の港湾輸出入物流量、前年比8.9%↑・・・コロナ回復の影響

[写真=聯合ニュース]


今年5月に全国貿易港で発生した輸出入の物流量が昨年同期比8.9%増加したことが分かった。

海洋水産部によると、先月の輸出入の物流量は前年同期比(1憶248万トン)8.9%増の1億1160万トンだった。

沿岸物流量は昨年同期(1905万トン)より2.3%増の1950万トンだった。セメントや鉱石などの物流量増加による結果だ。

全国の港湾では先月、計1億3110万トンの物流を処理した。昨年同期(1億2153万トン)より7.9%増えた処理量だ。

先月、全国港湾で処理した輸出入コンテナは計151万TEU(1TEUは20フィートコンテナ1個)だ。昨年同期(133万TEU)より14.1%増加した。

輸出が75万TEU、輸入が76万TEUでそれぞれ13.2%、15.0%増えた。米国を相手にした輸出入が56.5%急増した影響が大きかった。積み替えは7.5%増の111万TEUと集計された。

主要港湾別では釜山港の物流量が最も大きく増えた。釜山港は、昨年同期より14.6%増の200万1000TEUを処理した。

中国、米国、日本など上位10ヵ国の物流量がいずれも増加し、輸出入の物流量が23.7%増加した92万7000TEUを示した。積み替えは7.7%増の107万3000TEUと集計された。

仁川港の物流量は、昨年同期より3.7%増の29万4000TEUと集計された。昨年開設された中国とベトナム航路の物流量増加の影響が続いた。

HMMが国際的な海運同盟のディアライアンス(THE Alliance)に加入し、中東路線が廃止されるなど航路が統廃合された。これを受け、光陽港は輸出入が減少し、全体物流量が昨年より2.6%減の17万8000TEUを記録した。

これを含め、昨年全国港湾で処理したコンテナ物流量は計263万TEUで、昨年同期(237万TEU)より11.2%増加した。

先月の非コンテナ貨物の物流量は計8508万トンで、前年同期(8270万トン)より2.9%増加した。主に自動車の輸出入が増加し、ほとんど港湾の物流量が増えた。

非コンテナ品目別の物流量は、自動車が昨年同期より58.6%増の680万トンだった。

一方、有煙炭は6.7%減少した958万トンだった。鉱石は2.1%減の1064万トン、油類は0.4%減の3813万トンとなった。

海水部のパク・ヨンホ港湾物流企画課長は「コロナ19ワクチン普及拡大と主要国の積極的な景気刺激策により輸出入の物流量が増加している状況」と分析した。

続いて「世界的な船腹不足とコンテナ物流の滞積などが複合的に作用し、国内(韓国)港湾ターミナルにも影響を及ぼしているだけに、輸出貨物の搬出・出入りが円滑に行われるようターミナル運営の管理に最善を尽くす」と述べた。
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