サムスンバイオロジックス、モデルナワクチンの委託生産契約の完了

[サムスンバイオロジックス、モデルナワクチンの委託生産契約の完了]



サムスンバイオロジックスは米製薬会社「モデルナ」と新型コロナのワクチン(mRNA-1273)の完成委託生産契約を締結したと23日、明らかにした。

今回の契約によって、サムスンバイオロジックスはモデルナワクチンの原料医薬品を人体に投与できる最終形態に作る完成工程に対する技術導入に直ちに着手する予定だ。

サムスンバイオロジックスは3四半期から米国以外の市場にワクチン数億回分に対するバイアル(ガラス瓶)無菌充てん包装、ラベル、包装などを開始する予定だ。

サムスンバイオロジックスは年間36万4000リットル規模のバイオ医薬品の生産能力を備えたグローバル1位委託生産企業だ。ジョンソン・アンド・ジョンソン、ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMS)、ギリアドなど米国所在のグローバル製薬会社と長期契約を結び、イーライリリーとVir-GSKなどが開発したコロナ治療剤の生産も務めている。

サムスンバイオロジックスは業界平均6ヵ月かかっている技術移転から検証用の配置生産までの期間を2∼3ヵ月に短縮する計画だ。

モデルナワクチンは21日、韓国で四番目に品目許可を受けたコロナワクチンだ。

コロナウイルスの抗原遺伝子をメッセンジャー・リボ核酸(mRNA)の形で注入し、体内で抗原タンパク質を生成することで、免疫反応を誘導するmRNAワクチンだ。
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