​サムスン電子、DDR5 Dラム向け電力管理半導体の公開…速度・安定性の向上

[​サムスン電子、DDR5 Dラム向け電力管理半導体の公開…速度・安定性の向上]



サムスン電子は技術力が集約されたDDR5 Dラム向け電力管理半導体(PMIC)の新製品を公開し、本格的なシステム半導体のラインアップ拡大に乗り出す。

サムスン電子は最新のDDR5 Dラムモジュールの性能向上、電力使用の最小化のための電力管理半導体3種を18日、公開した。

サムスン電子が公開した電力管理半導体3種(S2FPD01、S2FPD02、S2FPC01)はDDR5 Dラムモジュールに搭載され、Dラムの性能向上、動作電力削減のための中核半導体に活用される見通しだ。

電力管理半導体は電子機器の各部分に必要な電力を正確かつ効率的に供給するように管理する半導体で、人の心臓のような役割をする。

2010年、電力管理半導体分野に初めて進出したサムスン電子はスマートフォン、タブレットなどのモバイル向け製品とPC、ゲーム機、無線イヤフォンに搭載される電力管理半導体を保有している。

今回公開された電力管理半導体はDラムのようなモジュールに位置し、電源を安定的かつ迅速に供給できるのが特徴だ。これを通じてメモリの性能向上、誤作動の最小化などの効果を期待できる。

このような性能向上はDDR5 Dラムから電力管理半導体を外部基板ではなく、Dラムモジュール基板に直接搭載するために可能だった。

サムスン電子はまた、新製品に独自の設計技術である「非同期式2賞電圧降下制御回路」を適用し、電圧の変化をリアルタイムで感知し、出力電圧を一定に維持するようにした。この技術を通じ、電力管理半導体は超高速DDR5 Dラムのデータ読み取り・書込み速度を安定的に支援することができる。

さらに、一定の電圧を維持するために搭載する積層セラミックコンデンサー(MLCC)の使用量も削減できるため、Dラムモジュールの設計利便性も高まった。

サムスン電子は新製品のうち、エンタープライズ向け製品(S2FPD01、S2FPD02)に出力電圧を効率的に調整する独自の設計方式「ハイブリッドゲートドライバー」を適用し、業界標準より1%p高い91%の電力効率を実現した。

また、クライアント向けDDR5 Dラムモジュールに搭載される電力管理半導体(S2FPC01)には省電力90nm(ナノメーター、1nmは10億分の1m)工程を適用し、チップ面積を減らした。
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