サムスン電子「NXP買収説」、企業説明会でベール脱ぐか

[サムスン電子「NXP買収説」、企業説明会でベール脱ぐか]



サムスン電子が車両向け半導体生産企業「NXP」を買収するという報道が出た中、近く行われる企業説明会(IR)に耳目が集中する。

21日、外信などによると、サムスン電子は今後、合併・買収において米国に基盤を置いた車両向け半導体企業の買収を優先的に検討するものとされている。

特に、最近、車両向け半導体が世界的な品薄現象が起きており、関連企業の買収が有力な状況だ。

これにオランダに本社を置く屈指の車両向け半導体企業「NXP」が有力候補にあがっている。この会社は米テキサス州オースティン、アリゾナ州チャンドラーに半導体生産工場を保有している。

米国経済週刊誌「バロンズ」はJPモルガンの分析を引用し、"サムスンがNXPの買収に関心を示しているという"、"サムスンには合理的な選択になることができる"と報道した。

サムスン電子のNXP買収説は1月にも提起されたことがある。当時、サムスン電子のチェ・ユンホ経営支援室社長(CFO)が2020年度の実績発表コンファレンスコールで、"3年以内に意味のある合併を推進する"と述べた影響が大きい。

今回に再びNXPの買収説が浮上し、サムスン電子の決定に耳目が集中する状況だ。

業界ではインテル、TSMCなどグローバル半導体企業各社が相次いで攻撃的な投資計画を明らかにしていて、バイデン米大統領まで乗り出し、サムスン電子の対米投資発表も切迫したという観測だ。これを受け、29日のIRがサムスンの投資発表Dデーという分析も出ている。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기