第1四半期の中小企業輸出「過去最高」・・・診断キットなど医薬品462%↑

[写真=聯合ニュース]


今年第1四半期の中小企業向け輸出が過去最大の業績を達成した。コロナ診断キットのような医薬品やコスメ、非対面IT製品の需要増加による半導体などを中心に輸出が大きく増えた。

中小ベンチャー企業部は21日、今年第1四半期の中小企業輸出は269億9300万ドル(約269億9300万ドル)を記録したと明らかにした。これは第1四半期基準の歴代最大の業績だ。1月と3月の輸出額も、それぞれ103億1000万ドルと103億1000万ドルを記録し、該当月基準では最高の実績だ。一日平均輸出額は8ヵ月連続で増加を続けている。2~3月(20.1%→17.1%)にも2ヵ月連続2ケタ増加し、これまで第1四半期の最大の一日平均輸出額(4億1000万ドル)だった。中小企業向け輸出は、月間輸出額と一日平均輸出額がいずれも5ヵ月連続で増加している。

品目別には、輸出全体の51.7%を占める上位20品目のうち18品目が増加した。最も高い伸び率を示した品目は医薬品(12億ドル、462.1%)だ。新型コロナウイルス迅速抗原検査キットのグローバル需要が急増し、ドイツやスロバキアなど欧州諸国への輸出が急増した。またブラジルなど南米への輸出が急増したのも影響を及ぼした。医薬品は昨年第4四半期に続き3ケタの伸びを記録し、「中小企業輸出上位3大品目」に浮上した。

半導体製造用装備(8億9000万ドル、26.1%)は、グローバル半導体投資の増設が活発になり、韓国産装備の需要が増えて輸出が増加した。半導体は(6億9000万ドル、32.9%)非対面IT製品の需要増加に加えて車両用半導体不足現象の拡散し、主要国からファウンドリー半導体の注文が殺到して輸出が急増した。化粧品は韓流(13億2000万ドル、14.2%)ブームによるKビューティーの人気で日本や米国、ASEAN(東南アジア諸国連合)、欧州への輸出がすべて好調を見せ、昨年6月以降10カ月連続で増加している。

国別には、輸出上位5ヵ国のうち、日本を除く4ヵ国への輸出が増加した。米国・中国・ベトナムはプラスチック・化粧品・半導体装備の輸出が拡大し、ドイツは医薬品・医療衛生用品などK-防疫の輸出が急増した。ドイツは昨年第1四半期に13番目の輸出国だったが、K-防疫品目を中心に今年第1四半期の輸出が195.8%も増加した。そのため、輸出上位5カ国に含まれた。

オンライン輸出は3月の累計で2億4500万ドルだ。総額ベースでは低い水準だが、昨年1月から毎月2ケタ以上の増加幅を記録した。今年第1四半期は昨年同期比108.2%も急増した。ただ、輸出品目が韓流と関連した消費財に集中しており、輸出国もグローバルオンラインモールが発達した地域に集中する傾向を見せた。化粧品・衣類品目がオンライン輸出の65.1%、輸出国も日本・中国・米国が88.3%を占める。最大オンライン輸出国は日本であり、割合が62.9%に達した。また、輸出額も昨年と比べ230.5%も増加した。

中小企業企画部のノ・ヨンソク グローバル成長政策官は「コロナ19による困難にもかかわらず、中小企業の輸出が経済回復の原動力となっている」とし「中小企業の輸出好調が維持できるよう、有望業種を中心にオンラインと非対面マーケティング支援を強化して原材料や副材料の価格、為替レート、運賃料など、中小企業の輸出リスク要因を綿密にモニタリングしていく」と述べた。
 

[資料=中企部]


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