韓国で新型コロナウイルス感染症(コロナ19)予防ワクチンの新規接種者が1074人と集計された。
コロナ19予防接種対応推進団(推進団)は15日0時基準で新たに1074人がコロナ19ワクチンを接種し、計58万8950人が1回目の接種を完了したと明らかにした。アストラゼネカ製ワクチン接種者が56万2816人、ファイザー社ワクチン接種者が2万6142人だ。1回目の接種率は全国民5182万5932人(統計庁2021年1月末)基準で1.14%を記録した。
同日基準でコロナ19予防接種後の副反応と疑われて申告された事例は28件増え、計8347件と集計された。
このうち8248件(新規26件)は予防接種後によく表れる筋肉痛や頭痛、発熱、悪寒、吐き気などの事例として調査された。
アナフィラキシーが疑われる事例は2件が追加され、計76件を記録した。区分別では、 アナフィラキシー様症状の反応が75件、アナフィラキシーショックの疑い事例が1件だ。 アナフィラキシー様症状の事例は接種後2時間以内に呼吸困難と蕁麻疹などの症状が現われる場合で、アナフィラキシーとは異なる事例だ。
接種後に死亡したと申告された事例は16件を維持した。また、痙攣などの重症疑惑事例も前日と同様の7件だった。痙攣1件、重患室の入院が6件だ。
現在、申告された副反応は予防接種後に異常反応と疑われて届け出られた件で、因果性が確認されていない事例だ。推進団は疫学調査を実施して因果性について判断する計画だと明らかにした。
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