韓国造船海洋・サムスン重工業、相次いで朗報…計1兆6000億ウォンの受注に成功

[韓国造船海洋・サムスン重工業、相次いで朗報…計1兆6000億ウォンの受注に成功]



韓国造船海洋とサムスン重工業が計1兆6000億ウォンに達する船舶受注に成功した。昨年、新型コロナの影響で、多少実績が減少したが、今年は景気回復への期待感と炭素排出の環境規制の影響で、明確な業績改善の傾向を維持している。

9日、造船業界によると、韓国造船海洋は計8350億ウォン規模の船舶8隻を受注した。リベリア、オセアニア、欧州所在の船社と1万5900TEU(1TEUは20フィートコンテナ1個)級の超大型コンテナ船などについた建造契約を締結した。

今回受注した超大型コンテナ船は長さ364m、幅51m、高さ30mで、蔚山(ウルサン)現代重工業で建造され、2022年下半期から船主会社に逐次的に引き渡す予定だ。韓国造船海洋の受注実績は37億ドル(46隻)で、今年の受注目標(149億ドル)の約25%を達成した。

同日、サムスン重工業もアジア地域の船主から計7942億ウォン規模の1万5000TEU級の超大型液化天然ガス(LNG)燃料推進のコンテナ船5隻を受注した。サムスン重工業は今回の契約を含め、今年に入り、計24億ドル(19隻)を受注した。これで1四半期が終わる前に今年の受注目標(78億ドル)の31%を達成した。

今年は取扱量の増加と景気回復の兆しに受注期待感が高まっている。全世界のコンテナ船の運賃指標である上海コンテナ船運賃指数(SCFI)は1月15日、2885ポイントを記録した。これは集計を始めた2009年以後、最高値である。先月26日には2775ポイントを記録し、前年同期(876ポイント)比3倍近く上昇した。

造船業界の関係者は"運賃の上昇と取扱量の増加に対する期待感で、受注の問い合わせが活発に続くなど造船市況の回復が本格化するようだ"、"持続的な技術開発と品質管理を基に、グローバル市場で韓国企業の競争優位を保っていく"と述べた。
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