LG化学、過去最大規模のESG債券発行

[LG化学、過去最大規模のESG債券発行]



具光謨(ク・グァンモ)LGグループ会長のESG(環境・社会・支配構造)経営がLG化学の1兆2000億ウォン規模の債券発行を通じ、軌道に乗っている。 LG化学は債券発行を通じて募集した8200億ウォンと会社保有資金を加え、2025年までに計1兆88億ウォンをESG関連設備に投資する。

LG化学は15日、ESG債権8200億ウォン及び一般社債3800億ウォンを含め、計1兆2000億ウォンの社債を発行すると公示した。

これは国内の一般企業が発行するESG債権はもちろん、社債の総発行規模でも過去最大だ。 以前のESG債権の最大記録は先月、現代製鉄が発行した5000億ウォンだ。 社債の最大記録は昨年2月、SKハイニックスが発行した1兆600億ウォンだ。

LG化学は当初、6000億ウォン規模の社債を発行する計画だった。 しかし、9日に実施した需要予測で、2兆5600億ウォンの資金が集まると、社債を2倍増額して発行することにした。

LG化学の今回のESG債券はグリーンボンドとソーシャルボンドが結合された持続可能なボンド(Sustainability Bond)で発行する予定だ。

グリーンボンドは気候変化、再生エネルギーなどエコプロジェクトやインフラ事業の資金調達を目的に発行する債券だ。 ソーシャルボンドは雇用創出、中小企業支援、脆弱階層支援など社会問題の解決に向けて発行する債券だ。

LG化学がESGの債券発行で調達する8200億ウォンのうち、6200億ウォンは△二酸化炭素排出削減関連設備投資 △陽極材の増設投資 △エコ原料使用の生産工程建設投資 △ポリオワクチン関連の増設投資 △産業災害予防のための施設の改善や交代投資に使用される。

残りの2000億ウォンは△再生エネルギー転換を通じた炭素削減 △エコバイオ素材関連のR&D(研究開発)投資 △中小協力会社の経営安定性および同伴成長のための金融支援に使用される。

LG化学は会社保有金1888億ウォンも追加投入し、2025年までに計1兆88億ウォン規模のESG投資を実施するという計画だ。

LG化学の関係者は"まず、2025年までESG関連投資金額として1兆88億ウォンを算定した"、"今後、事業が進むことによって、会社の投資金額はさらに増えるだろう"と述べた。

一般社債で発行する3800億ウォンのうち、1900億ウォンは今月20日が満期日である社債償還に使用される。

残りの1900億ウォンは麗水(ヨス)NCC工場拡張に投入される。 LG化学は社債のほかに社有金1800億ウォンを追加で投入し、今年上半期の麗水NCC工場の拡張を終える計画だ。 6月の量産を目標にしている。

LG化学は具会長のESG経営意志によって、「持続可能性」を今年の最優先経営課題とし、△リサイクルプラスチック △生分解性樹脂 △バイオディーゼル基盤のエコ樹脂 △次世代ポリオワクチンの供給など環境や社会に革新的で持続可能なソリューションを提供できる事業モデルの発掘などESG経営を加速化している。
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