LG電子が国内にエネルギー貯蔵装置(ESS)を相次いで構築し、市場攻略に拍車をかけている。
LG電子は最近、KCHグループ、韓国西部発電、トップソーラーグループが作った特殊目的法人(SPC)とともに、全羅南道新安郡安坐面に位置した「安坐スマートファーム&ソーラーシティ」にESS構築を完了したと7日、明らかにした。
電力変換装置(PCS)の容量92メガワット(MW)、バッテリー容量340メガキロワット時(MWh)に達する大規模のESSだ。 単一現場基準の国内最大だ。
韓国4人世帯の月平均電力消費量が350キロワット時(kWh)であることを勘案し、世帯当たりの毎日11.7kWhを使用すると仮定すれば、2万9000世帯あまりが1日使用できる電気を彫像できるバッテリー容量でもある。
今回に供給したESSはLG電子のPCSと電力管理システム(PMS)、LGエネルギーソリューションのバッテリーを搭載した。 LG電子がバッテリーを含めたESS構成要素全てを3年間無償保証する。
LG電子はPCS、バッテリー、受配電盤を完全に分離して室内温度および性能を安定的に維持するようにESSを設計した。 受配電盤は発電された電力をバッテリーに貯蔵してくれる装置だ。
また、24時間モニタリングおよび遠隔制御を通じて、特異事項が発生した場合、迅速に対応できる。
LGエネルギーソリューションのバッテリー火災拡散防止システムも適用し、バッテリーに火災が発生しても煙感知器が火災かどうかを感知し、バッテリーモジュール内に水を直接注入して拡散を遮断する。
これに先立ち、LG電子は韓国電力公社の新鷄龍(シンゲリョン)変電所周波数調整用のESS構築事業も進めている。
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