李錫熙SKハイニックス社長 "インテルの技術・生産能力を融合させれば、世界2位の地位を確保されるだろう"

[李錫熙SKハイニックス社長 "インテルの技術・生産能力を融合させれば、世界2位の地位を確保されるだろう"]



インテルのナンドフラッシュ部門を10兆3000億ウォンで買収することにしたSKハイニックスの李錫熙(イ・ソクヒ)社長が未来のビジョンを共有した。

今回の買収を契機に、グローバルナンドフラッシュ市場で世界2位圏に躍進するという計画だ。 業界ではSKハイニックスがDラム中心の収益構造も改善し、安定的成長を続けることができるものと見ている。

李錫熙SKハイニックス社長は20日、取締に送る「Dラム・ナンドフラッシュの両翼で4次産業革命の中心に飛翔しましょう」というタイトルのメールを通じて、このように明らかにした。

彼はまた、"ナンドフラッシュ事業でDラムに劣らない地位を確保しよう"とし、"企業価値100兆ウォンの企業に作り上げよう"と力説した。

先立って、SKハイニックスは同日、インテルのナンドメモリと貯蔵装置事業を買収に向けた譲渡契約を締結したと発表した。 買収対象はインテルのナンドSSD、ナンド単品とウェハービジネス、中国大連ファブなどであり、買収総額は90億ドルだ。

李社長は"ナンドフラッシュ技術の革新を率いてきたSKハイニックスとインテルのナンド事業部門が新しい未来を一緒に作ることができるようになってとても嬉しい"、"お互いの強みを活かし、事業構造を最適化していく"と述べた。

インテルからナンドフラッシュ事業を完全に買収することになれば、一気に世界2位圏に跳躍することになる。 今回にSKハイニックスがインテルのナンドフラッシュ部門を買収した背景だ。 市場調査会社のトレンドフォースによると、今年上半期の売上げ基準のグローバルナンドフラッシュ順位はサムスン電子(33.4%)、キオクシア(17.2%)、WDC(15.5%)、SKハイニックス(11.7%)、マイクロン(11.5%)、インテル(11.5%)の順だ。

Dラムとナンドフラッシュなどのメモリー半導体市場でSKハイニックスは世界3位の会社だ。 しかし、Dラムを中心の事業構造で、ナンドフラッシュは「痛い指」とされてきた。 SKハイニックス全体の売上でDラムが占める割合は70%が超える。 今年2四半期基準のグローバルDラム市場占有率は1位のサムスン電子43.5%、2位SKハイニックス30.1%、3位マイクロン21%、4位ナンヤ3.2%、5位ウィンボンド0.8%などだ。

李社長は"インテルは企業型SSD(ESSD)部門で目覚しい成果を見せてくれている"、"今後、インテルの技術と生産能力を組み合わせ、ESSDなど高付加価値ソリューション競争力を確保するならば、ハイニックスはナンド事業でDラムに劣らない地位を確保するだろう"と強調した。

ただ、両社間の組織統合は当分の間はないものと見られる。 これと関連し、李社長も"両社間の無理な組織統合はないだろう"と釘を刺した。

一方、インテルは中国大連に3Dナンドフラッシュメモリー生産工場を運営している。 インテルが大連工場を売却すれば、インテルの事業構造の重心は非メモリー半導体と急激に傾くようになる。
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