米国の追加景気対策案の協議中止でウォンに対するドル相場上昇

[写真=聯合ニュース]


ウォン・ドル為替レートが7日、上昇(ウォン安ドル高)して出発した。

この日、ソウル外国為替市場でウォン・ドル為替レートは前日終値より3.5ウォン高の1164.5ウォンで取引を開始し、1160ウォン台半ばで騰落している。

ドナルド・トランプ米大統領が追加景気刺激策に対する協議中止を宣言し、安全資産を好む投資心理が回復してウォン・ドル為替レートが上昇圧力を受けたものとみられる。トランプ大統領は6日(現地時間)、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の陽性判定を受けて入院し、治療後に退院した翌日、民主党との追加景気対策案の協議を中止させた。

最近、ウォン高を牽引した域外人民元高が弱くなったのも、ウォン安ドル高の見通しに友好的だ。

NH先物のイム・ジフン研究員は、「ウォン・ドル相場はトランプ大統領の景気刺激策の議論が暫定中止された影響でドル高、リスクオフ(危険回避)の雰囲気を反映し、この2日間の下落幅を戻すと予想される」と述べた。また「ウォン高で取引が開始された後、ドル高や株式市場での外国人の売り越しなど国内外の悪材料を反映する見込みだ」とし、1,160ウォン台後半で騰落を予想する」と付け加えた。

 
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